こんにちは、CoCoです。
今回は「新NISA」を使って、誰でも出来る資産運用法を紹介していきます!
新NISAについて
株式や投資信託などの金融商品に投資を行い、利益が出た(利益確定した)場合に、本来かかってくるはずの約20%の税金。
これらが全て非課税となり、100%まるっと自分の手元に入ってくる、とても優遇された制度です。
※勘違いされる方もいるのですが、NISAとは投資商品ではなく、非課税枠で購入するための箱のようなものです。
本来、100万の利益が出たら約20万円の税金が掛かり、80万円しかもらえませんが、非課税なので全額入ってきます。
本来税金で取られるはずの20%の部分が、そのまま手元に入ってくる、ぶっ壊れ制度だと認識してもらって差し支えないです。
そんなNISA制度ですが、2024年1月から一新され【新NISA制度】として登場しました。
金融庁のリンクも張っておきますので、制度の詳細を正確に知りたい方はこちらからご確認ください↓
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html
NISA制度を使う人と使わない人で、数十年後の暮らしが大きく変わってくると思います。
新NISAのココがスゴイ!
新NISAと旧NISAは併用ができる!
旧NISAで投資されていた方は旧制度の口座を残したまま、今回始まる新NISAの枠を圧迫せず、別口で運用ができます。
旧NISAから投資をされていた方は、2000万以上の非課税枠を使えることになります。
複利のちからは偉大です。
2000万を年利5%で
15年運用した場合は2倍の4000万以上、
30年運用した場合は4倍の8000万以上にまで膨れ上がります。
非課税投資枠が増えるのはかなりのアドバンテージだと思います。
投資枠が1,800万円に大幅拡大!
旧制度の
・「つみたてNISA」は年間40万円で非課税保有期間20年
・「一般NISA」でも年間120万円で非課税保有期間5年
でした。
ですが、新NISA制度では生涯投資枠が1,800万円に大幅拡大されました!
しかも取得価格ベースです。
時価:買付した金額と損益額の合計
取得価格:買付したときの金額
つまり、投資した1000万が3000万になっても、非課税枠は元本の1000万円分しか埋まりません。
非課税期間が永久になった!
上記の投資枠の拡大に合わせて非課税保有期間が永久になりました!
旧NISAではロールオーバー制度があったとはいえ、期限付きの非課税枠でした。
「つみたてNISA」20年、「一般NISA」5年ですね。
それがなんと、永久になりました。未来永劫ってやつです。
人生100年時代、増え続ける資産を持っていられるというのは、とても頼もしいです。
売却した分の非課税枠が復活するようになった!
旧制度では非課税枠で購入していたものを売却した場合、枠の復活はせず、生涯の非課税枠が減っていく一方でした。
ですが、新NISAでは売却した元本分の枠は翌年に復活します。
これにより、急な出費のために売却してしまっても、やり直しが効くようになりました!
非課税枠の復活ができるようになったことで、営業などから、
「もっと良いファンドが出ました!利益もでてますので、一度利確して乗り換えはいかがでしょう?」
などといった口実に使われることが増えるかもしれません。
こういった営業で紹介されるファンドは手数料が高かったり、そもそも利確して買い替える必要が無いことがほとんどです!
最速5年で非課税枠を埋められる!
新NISAの中にも、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」で別れていますが、両方の枠をフル活用できるほどの投資額を用意できる方は、最速5年でMAXの1,800万まで埋めることができます。
複利の強みを最大限活かすには、より長い期間運用することが一番ですので、余力がある方にもかなり旨みのある制度ではないでしょうか?
投資や金融の知識がある人は分かっていただけると思いますが、
嘘みたいな大盤振る舞いな大改正です。
ほんとびっくりです!
マネックス証券さんの、新NISA解説ページへのリンクを貼っておきますので、詳しく知りたい方はご確認ください!
https://info.monex.co.jp/nisa/nisa2024/index.html
新NISA制度を最大限活かす方法
新NISAを最大限活かしていくコツは、優良なインデックスファンドなどをつみたて投資で投資し、なるべく売らずに長期で保有し続けることです!
ここでの長期というのは、最低でも15年以上と考えてください。
▼インデックスファンド投資についてはこちらで解説しています
NISA口座を開設する銀行・証券会社を間違えない
銀行の窓口では絶対にNISA口座の開設をしないでください。
窓口だと、インデックスファンドの数もかなり限られており、優良なファンドとなるとごく少数になってしまいます。
また、NISA口座というのは一人一つまでしか開設できません。
口座の移動自体は可能ですが、成約が多く申請も色々と面倒、簡単にはいかない事が多いです。
では、どこで開設するのがおすすめなのかというと、下記の証券会社がオススメです。
- SBI証券
- 楽天証券
銀行が取り扱っているファンドは、相場と比較しても運用手数料が全体的にとても高いです。
投資信託の場合、運用手数料が上がったからと言って、こちら側に全く何の恩恵も無いです。
なるべく安く抑える為にもネット証券をおすすめします。
まとめ
2024年から始まった、新NISA制度をうまく活用することができれば、リスクをそこそこに抑えつつも元本の2倍以上の額にすることができます。
下の画像は毎月3万を、利回り5.5%で30年間運用した場合のシミュレーション結果です。
投資元本1080万に対して、利益が1660万も出ているのがわかります。
ざっくりと2.5倍です!
「何もしないでそんなに増えるのか?」と思われる方もいるかも知れませんが、これはお金を投資に回すというリスクを取ったことで得られる利益です。
適正リスクでの適正リターンということですね。
投資を知らない人に見せると、怪しまれたり、信じてもらえなかったりするんですよね…
この運用利益は、インデックス投資の中では平均程度の利回りなので、
きちんとしたファンドを購入さえしてれば、誰でも等しくこれくらいの結果は望めます!
投資額を増やせれば億り人も…!
今回は、新NISAについてのご紹介でした!
なるべく長く投資することが重要ですので、この記事を読まれた方はぜひNISAで運用して、資産を増やしていきましょう!
インデックス投資のバイブルと言える一冊です。
NISAでの資産運用とは切っても切り離せない「インデックス投資」について、事細かく解説されています。
僕もこの本には、すごくお世話になりました。
気になった方はぜひ読んでみてください!
オススメ証券口座リンク
SBI証券
https://go.sbisec.co.jp/cp/cp_nisa_go_230901.html
楽天証券
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/nisa/startup/